2025年3月3日 17:30

12年ぶりに日本で発売された「ファービー」の広報活動とインフルエンサー施策

ハズブロジャパン合同会社

12年ぶりに日本に再上陸した「ファービー」。メディア露出や発売記念イベントなどを通して、ファービーの再上陸の話題創出を目的に広報活動とインフルエンサーPRを実施しました。

プロジェクト概要

ハズブロジャパン合同会社(以下ハズブロジャパン)は、ジェンガやモノポリーなど、世界的な玩具・ゲームメーカーとして知られるハズブロ(米)の日本法人として2018年に設立されました。

1999年に日本で発売され、大ブームとなった「ファービー」。当時はおしゃべりペットとして、多くの子どもたちに親しまれました。そんなファービーが2024年7月、最新モデルとして日本市場に再上陸。
従来の愛らしい性格を残しつつ、音声認識機能がついたことにより、まるで会話をしているようなコミュニケーションが可能に。さらに、初のミニサイズ「ファービー ファーブレッツ」(約5㎝)も新たに登場し、幅広い層にアピールしています。

メディア露出の最大化と、ファービーのブランディング強化を目指し、様々なPR戦略を実施しました。

 

実施内容

話題化しやすいコンセプトを策定し、発売前から発売後まで話題が持続するよう、メディア・SNS・イベントでのPR計画を構築しました。

発売前のプレスリリースに加え、新たな商品に関するリリースや、時節に合わせたニュースレターなど複数のタイミングで情報を配信。記者発表会では、1999年発売当時、ファービーで実際に遊んでいたタレントの辻希美さんと、今、Z世代に人気のインフルエンサーさくらさん、高梨由佳さんをキャスティングし、話題を創出しました。
また、総フォロワー数が100万人を超える“メガインフルエンサー”を中心に、さまざまな形でファービーやファーブレッツで遊ぶ子どもたちに向けたPRを実施し、若年層へのアプローチに成功。

 

その後も、トレンドとして「平成おもちゃの復刻」や「キダルトおもちゃ」が注目を集めたことも受け、今年の流行しているおもちゃの1つとしてのポジションを確立しました。

当社グループ会社であるVAZと連携し、SNS発信のみならず記者発表会でのキャスティング、イベントへの協賛などにも展開したことで、戦略的なメディア展開とリアルイベント、インフルエンサー施策が連動し好循環のプロモートに成功。「令和版ファービー」の認知拡大に貢献しました。